この付近には、その昔幌馬車でやって来て、西部開拓団を祖先に持つ、人たちの村があった。
シャスタ山の特別調査部員の一人は、あるとき山麓の村の老人から奇妙な話を聞いた。
「この付近の山や森には、妙なやつが住んでいる。そいつは、わしらとは違った顔付であることから考えると、インディアンではないかと思う。奴らは、とても恥ずかしがり屋なのか、わしらに会うと急いで森の中へ姿を消してしまう」
ところが、その奇妙な奴が、あるとき村の雑貨店へ来て日用品の端くれを買ったが、その代金として払ったのが、アメリカの通貨ではなく、砂金であったというのである。
・顔を見慣れてくると、はじめはアメリカ・インディアンではないかと思ったが、それとも違うのである。頭が大きく、したがって顔も広い。それからよく見ると、皮膚の色も違う。インディアンは赤銅色だが、そのお客の顔は蒼白かった。頭には帽子をかむっていたが、これは帽子というよりは、頭部の飾りといったほうが当たっているような代物だった。
・前方の細長く先がとがっている。これが額から鼻筋を蔽っている。このため正直いうと、顔の上半分は、この陰になっていてよく見ることができなかった。
・その上に動作がどことなくきびきびしている上に、態度は上品で、身長は非常に高かった。どう見ても、アメリカン・インディアンではなかった。
・何日か経ったある日、その奇妙なお客はついに姿を現した。長いこと、これを待って、見張番していた男は、奇妙な客が用をすませて帰るのを、後ろから秘かに尾行した。
「ところが、その男は、森の中に入ると、まるで空気の中へでも溶け込むようにふっと姿を消してしまったのだ」
これではまるで透明人間である。
・これと同様なことは、山麓からあまり離れていないところに住む木こりも経験した。
・それらの報告を統合すると、異様な人物の輪郭は、だいたい次のようになる。
1、純白の寛衣のような服を着ていた。
2、靴ではなく、サンダルを履いていた。
3、頭髪は長く、きれいなカールをしていた。
4、長身で王者か貴族の風格をしていた。
「世界怪奇物語」(黒沼健)(講談社)(昭和58年刊)
<シャスタ山の怪光> アメリカ西部のミステリー
(現代アメリカに登場した、小人族のグレイの母船に搭乗している金髪碧眼のノルディックの一派が、カリフォルニア周辺に紛れ込んでいる可能性も全くないとはいえないそうです!?
・また小人族も昔からシャスタ山の伝承に多く登場しているそうです!?アメリカ映画でも異人が社会に溶け込んでいるというストーリーが多いようです!?)
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・サイト名称およびURL
名称: UFOアガルタのシャンバラ
「神の国か?」 「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「地球は、天国に出入りするシリウス星人の殖民星か?}
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・・」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
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